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iStoreOSへのNekro Agentデプロイメント

iStoreOSソフトルーターシステムへのNekro Agentのデプロイメント。iStoreOSはOpenWRTベースでashシェル環境を使用しています。特別に適応したインストールスクリプトを提供します。

📋 前提条件

デプロイメントを開始する前に、iStoreOSシステムが以下の条件を満たしていることを確認してください:

  • Docker環境: iStoreOS Dockerがルートディレクトリを移行済み
  • ストレージ容量: Dockerルートディレクトリに少なくとも10GBの空き容量
  • ネットワーク接続: GitHubとDocker.ioに正常にアクセスできること

🚀 デプロイメント方法

ワンクリックデプロイメント

Nekro AgentコアサービスとNapcatプロトコルエンドポイントをワンクリックでデプロイし、完全なボットソリューションを提供します。

セキュリティ警告

  1. NapCatデフォルトパスワードを必ず変更: 公開WebUIは強力なパスワードを使用する必要があります(12文字以上、数字、文字、記号を含むことを推奨)
  2. 必ずトークン認証を使用: OneBotサービスには有効なトークンが設定されている必要があり、空のトークンや弱いパスワードを避けてください
  3. セキュリティ上の理由により、デフォルトポートの使用は避けてください

デプロイメントコマンド

bash
# bin/ash
bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/KroMiose/nekro-agent/refs/heads/main/docker/wrtinstall.sh)" - --with-napcat

デプロイメント完了後、プロトコルエンドポイント設定 - Napcatドキュメントを参照して、後続の設定を完了してください。

⚙️ 詳細インストールプロセス

1. 環境検出

インストールスクリプトは自動的に以下のチェックを実行します:

  • Docker環境: Dockerがインストールされ実行中か確認
  • Docker Compose: 自動的にインストールまたは既存のバージョンを使用
  • ストレージ容量: Dockerルートディレクトリに十分な空き容量があるか確認

2. ディレクトリ設定

  • デフォルトディレクトリ: ~/srv/nekro_agent
  • カスタムディレクトリ: 手動で.envファイルを編集

3. 自動設定

スクリプトは自動的に以下の設定を完了します:

  • セキュリティ資格情報の生成: ランダムなアクセストークンと管理者パスワードを自動作成
  • 設定ファイルのダウンロード: リポジトリから最新のdocker-compose設定を取得
  • サービスイメージのプル: 必要なDockerイメージをダウンロード

4. ファイアウォール設定

インストールスクリプトは自動的にOpenWRTファイアウォールを設定して、以下のポートを開きます:

  • Nekro Agentメインサービス: 8021/tcp(.envでカスタマイズ可能)
  • Napcatサービス: 6099/tcp(.envでカスタマイズ可能)

⚙️ デプロイメント後の設定

🚀 アプリケーション更新

iStoreOS環境では、以下のコマンドを使用してアプリケーションを更新してください

データディレクトリに入る

bash
# データディレクトリを変更した場合は、実際の状況に応じて設定
export NEKRO_DATA_DIR=${HOME}/srv/nekro_agent && \
cd ${NEKRO_DATA_DIR}

Nekro Agentとサンドボックスイメージのみを更新(推奨)

bash
 docker pull kromiose/nekro-agent-sandbox && \
 docker-compose --env-file .env pull nekro_agent && \
 docker-compose --env-file .env up --build -d nekro_agent

すべてのイメージを更新してコンテナを再起動(NapCatや他のデータサポートサービスを同時に更新する必要がある場合)

このコマンドはnekro-agentイメージとすべての依存イメージを更新し、ボットがオフラインになる可能性があり、再ログインが必要です

bash
 docker-compose --env-file .env pull && \
 docker-compose --env-file .env up --build -d

📝 変更履歴

各更新後、GitHub Releasesを確認して変更履歴を表示し、変更点を理解できます